変額保険というあまり知られていない生命保険があります。
私はソニー生命から販売されている変額保険(終身型)のバリアブルライフに加入しています。
2014年ぐらいまでは終身の生命保険の中では人気ナンバーワンだったのですが、保険料の値上げ(改悪)と運用先である「世界株式」に100%選択出来なくなったことで旨みと解約返戻金と言った解約する時に戻ってくるお金の返戻率が低くなりました。
今から入るにはメリットは少なくなりましたが、すでに5年以上かけている方は悩むところです
終身保険の運用益を一部引き出しって?

目次
ソニー生命の変額保険に加入し続ける訳
単純に早期解約をすると損をします。
全ての生命保険はこんな感じですよね。
ただ全ての保険がダラダラと続けるのはもっと損がする保険もあるので注意が必要。
見極めはかけた保険料と解約返戻金、死亡保険金のバランスです!
保険料は支払い済みが60歳までがベスト!
理由は、一般的に退職する年齢に併せて支出も減らしておくことです。収入ダウンは確実なのに毎月の支出が変わらなければ家計を圧迫します。
1番の負担は住宅ローンと保険料です。
40歳で住宅購入し、35年ローンを選択したものなら75歳までローンの支払いが続きます😰
話がそれましたが
生命保険や終身保険は一般的に加入から10年や20年といった長期間のお付き合いです。
もしかしたらパートナーとの結婚生活より長い付き合いの方もいるかもしれません。
私はそうではないですが、今解約すると18万円ほどの総額保険料に対して返ってくる返戻金は11万ほどでした。
変額保険の特徴として
基礎保険金額と言って最低死亡保障が付いています。
私の場合は60歳で支払いが終了します。総額支払う保険料は約130万
それに対して一生涯の死亡保険金は200万円。60歳で解約したとしても130万は超えているであろう想定シミュレーションなのでこのままこれは持ち続けています
60歳までの生命保険料控除の恩恵もあるので損はしないはず
私が加入したプランの死亡保険金はたったの200万!
2000万ではなく200万円です!
これでは死亡保険金は少なく感じますよね?
そのとおりです。
死亡保険金としては少ないです。
しかしご心配いりません。
なぜなら死亡保険金も分散しているからです。
めんどくさく感じるかも知れませんがサラリーマンや会社員なら年末に毎年する年末調整があります。
一般の生命保険料控除は年間8万以上はいくら保険料を支払おうがMAX4万円!
控除の恩恵を最大限受けるには年間8万以下がベストなんです。
毎月2万、3万を保険料として使うなら他にも運用先を変えた方がお得なんです。
子供が成人するまででもいいくらいですから。

他の分散先とは?
ひとつは掛け捨ての収入保障保険。
目的は子供が自立するまでの保障として毎月10万円もらえる保険に加入。
毎月の保険料は3000円以下です。
家族へ残す一定期間の保証はアクサダイレクト生命の定期保険2で対応する。
他にも公的年金の遺族給付の中に「遺族基礎年金」というのがあります。
子供が18歳までに保障してくれる制度で子供一人なら毎月約8万円、二人なら約10万円支給されます。
この2つと、もう一つは海外に!
と3段階でそれなりの保障があるので子供やパートナーが最低限の生活と学校教育を受けれる備えはしているつもりです。

変額保険は引き出し、減額しておいた方がいいのか?
本題に戻ります。
ソニー生命の変額保険は個人年金と、終身保険の一部で減額(引き出し)が可能です。
1万円以上の運用益+毎月の保険料以上の運用益がないと引き出しできないのと、年間2回までという条件付きでした。
この運用益も毎月変動するので(投資信託のように)、私は終身保険の為、利益のある間に減額(引き出し)したほうがいいと思います。
それは2018年10月から海外の世界株式が暴落することでソニー生命の変額保険も当然値下がりしました。
ほったらかしだと例え数万円でも利益は無くなってしまいます。
株式がいいのか債券がいいのか?世界の経済情勢で引き出せる金額も変わってくるので自然と投資に興味を持ってもらえるようになるといいですね!
そうすることで投資信託や海外投資に視野を広げていくと楽しくなります。
またこの引き出しはタイミング次第で、利益確定という意味も込めて減額しても死亡保険金の最低保証は変わらないので持ち続けるか?
引き出すか?
はあなた次第です。
皆さんの参考となれば幸いです。
ありがとうございました。

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