エポスカードは年会費無料で作れるクレジットカードなのですが、海外旅行傷害保険が自動で付いてきます。「カードを利用したら」ではなく「持っていたら自動で」なので渡航する国によっては追加で保険に加入したほうがいい国もありますが、あると心強いクレジットカードです。
アメリカでは医療費が高額となることもあるので準備はしておきたいものです。
ではどのクレジットカードが
- 自動で付帯するのか?
- 利用で付帯するのか?
- 本人だけの補償なのか?
- 家族は補償されるのか?
理解していますか?
私は・・・
正直深くは考えた事がなかったです。
ということで
エポスカードはどうなのか?
気になったので調べました。

結論から申し上げると
ノーマルの(VISA付き)エポスカードは自動付帯で本人のみの補償となります。
プラチナのエポスカードでは自動付帯に本人と家族も補償されます
当然と言えば当然ですが、グレードがあがればサービスもアップします。
海外旅行に1年に1回以上行くのであれば他のカードと合わせて持っておいてもいいと思います。
目次
エポスカード(ノーマル)の補償について
赤いカードのエポスカードですが、ポイント還元率はまあまあです(^-^;
しかし、それ以上にゴールドカードのインビテーション(招待)があれば年会費無料でゴールドカードが持てるのでコスト(年会費)をかけたくない人にとっては人気です。
ここでは海外旅行傷害保険について学んでみたいと思います
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出典元:エポスカード 海外旅行傷害保険
https://www.eposcard.co.jp/benefit/oversea/insurance.html
対象者はカード会員本人のみです。年会費は無料
海外旅行で怖いのは急な体調不良で入院した場合の治療費です。
誰もが起こり得ることなので「備えあれば患いなし」と言うように最低限備えておきたいですね!
エポスプラチナカードの場合の補償について
エポスプラチナカードになると補償も充実してきますが、年会費が必要となります。
・インビテーションなしの場合は30000円
・インビテーションがある場合は20000円
となります。
プラチナカードになると補償金額が高くなり、けがや病気だけでなく携行品の損害や航空機遅延費用、航空機寄託遅延費用などもサポート対象になります。
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出典元:エポスカード プラチナカード
https://www.eposcard.co.jp/platinum/main.html?root=index_nonmember#anc20
保険金の種類の詳細について
・プラチナカード会員であれば本人だけではなく家族も補償の対象になるので嬉しいですね!
【対象となる家族の範囲】
カード会員と生計を共にする親族
※親族とは6親等内の血族および配偶者および3親等内の姻族
種類 | プラチナカード本人 | プラチナカード家族 |
---|---|---|
障害死亡・後遺障害 | 1億円 | 2000万円 |
傷害治療・疾病治療費用 | 300万円 | 200万円 |
個人賠償責任危険 | 1億円(限度額) | 1億円(限度額) |
救援者費用等 | 200万円 | 200万円 |
携行品傷害 | 100万円 | 100万円 |
航空機遅延費用等補償特約 | 2万円(限度額) | 2万円(限度額) |
航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約 | 10万円(限度額) | 10万円(限度額) |
航空機遅延費用等補償特約について
出発遅延・欠航・搭乗不能費用
旅行期間に被保険者(会員)が登場予定の航空機について次の事由が生じ、出発予定時刻から4時間以内に代替機に搭乗できなかった場合
- 4時間以上の出発遅延
- 欠航・運休
- 搭乗予約受付業務の不備による搭乗不能
- 搭乗した航空機に発生した着陸地変更
以上の事が起こった場合に最大2万円分の限度額内で補償が得られます
実際に負担した食事代や宿泊代、交通費、通信費などが対象です
乗継遅延費用
航空機を乗り継ぐ場合も遅延によって出発機に搭乗することができず、到着機の到着時刻から4時間以内に代替機に搭乗できなかった場合に適用されます。
航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約について
寄託手荷物遅延等費用
旅行期間中に、会員が搭乗する航空機が目的地に到着してから6時間以内に寄託手荷物が目的地に運搬されなかった場合
※出典元:エポスカードプラチナ海外旅行傷害保険 ご利用のしおりより
保険金の請求方法はカードセンターで要確認
保険金は帰国後に請求する場合が多いですが、事前に何が必要か分からない場合は証拠となるチケットや航空券など現物以外にもカメラで撮っておくといいでしょう。
帰国後に申請する場合の連絡先は
エポスカード海外旅行保険事故受付センター
(0120-11-0101)
24時間受付
に連絡しましょう。
・保険金請求の場合は事故発生から30日以内に連絡すること
・海外からは事故受付センターには連絡できない(日本帰国後)
・付保証明書が必要な場合は出発の2週間前までに連絡すること
付保証明書とは・・海外旅行傷害保険に加入していることを証明する証明書の事です。エポスカードでは海外旅行事故受付センターに連絡すれば送ってもらえます。
保険金が支払われない場合もあるので事前に要確認しておくこと
例えば
・故意、または重大な過失によるケガ
わざと怪我したり、自分の不注意によるケガだと補償されない
・闘争、自殺、犯罪行為によるケガ
どこからなのか線引きが難しいですが支払われない可能性があるようです
・戦争、外国の武力行使、内乱革命等の事変によるケガ
デモなども該当するので近づかないようにしないと危険です
・無資格、飲酒運転によるケガ
完全に重大な過失があるので補償はされなくて当然です
他にもあるので海外旅行傷害保険の概要から確認しておきましょう。

以上の事から
知っている人と知らない人ではトラブル時の対応に差が出ます。
航空機が運休になるような場合は航空会社のカウンターには人が溢れかえりますが、地上職員に文句やクレームを言っても仕方がありません。
そんな時でも知っている人は近くのホテルを探したり(空きがないか)次の準備が非常にスマートです。
海外で落ち着いた行動ができるかは準備と事前の学習が全てです。
(経験があれば別です)
エポスカードプラチナにはこのような海外旅行傷害保険があるなんて知らなかったのでいい学びとなりました。
誰かの役に立てば幸いです。