円建て個人年金保険が今おすすめできない理由!10年確定年金は解約した方がいい?

国内保険

[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] こんにちは、サラリーマンJINジンです(@JINJINinvest)[/chat]

 

老後の備えとして老後資産を準備したいと考えた時に思い描くのはなんでしょう?

今でこそ『iDeCo(イデコ)』や『つみたてNISA』がありますが、個人年金保険はその名の通り個人で年金を準備する保険です。

 

我が家は住友生命の販売員とお付き合いがあり猛烈なアタックと保険料控除で節税できる(支払った保険料の一部が戻ってくる)という事で個人年金保険に加入しました。

 

今では加入から10年ほど継続している事になります。

 

お金の知識向上の為に情報収集していると、

・個人年金保険はたいして増えないのでやめておきなさい!

・外貨建て保険は保険なのに為替の影響を受ける!手数料が高いのでやめておきなさい!

・変額保険は手数料が高い!やめておきなさい!

 

保険批判のオンパレードです。汗

他にも学資保険も該当しますね。

 

個人年金保険のたいして増えないのたいしてってどれぐらいなのか?

気になり現在の個人年金保険のシミュレーションを確認してみることにしました。

(私が加入した時から月日が経過しているので)

 

結論から言いますと

 

正直な所、今から円建て個人年金保険に加入する魅力はありません。

良いところを探すとすれば少し増えるが、本当に少しです(汗)

540万が35年後に574万円、一時金として受け取れば563万円です。

物価が上昇していたら・・・。

 

オススメできない理由はこの将来受け取る年金受け取り金額の少なさです!

 

かろうじて増えるようにしないと全く売れないでしょう。

メリットがないですしアピールポイントもありません。

 

では私が加入した10年前の円建て個人年金保険はどうなのか?

少しはマシなのか?

解約した方がいいのか?

 

順番に比較してみます。

 

住友生命の10年確定年金たのしみワンダフルという商品について

 

 

数年ぶりに(加入してから一度も見ていないので)住友生命のホームページにアクセスしてスミセイの個人年金保険「たのしみワンダフル」を確認してみることにしました。

 

最新資料は2020年4月の仕組み図でした。

仕組み図をみて感じたことは

払い込み保険料総額に対して受け取る年金原資と受け取る率が自分の時より低く(少なく)なっていたことです。

 

出所:住友生命

個人年金保険(たのしみワンダフル) | 住友生命保険
個人年金保険(たのしみワンダフル)のページです。利回りが魅力で確実に受け取れる個人年金保険です。月々の保険料からお受け取りになれる年金額を簡単にシミュレーションできます。住友生命保険公式ウェブサイト。

 

[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 私が加入した時はもう少し良かったような気がします[/chat]

 

2020年4月のシミュレーション

 

30歳男性が月額15000円支払います。

60歳に支払いが完了(払い済み)して65歳より75歳まで確定した年金を受け取る内容です。

 

月額15000円×12ヶ月×30年=540万円が私達契約者が支払う保険料総額です。

時が経ち

65歳となり年金を受け取る場合の総額は574.1万円です。一時金として65歳にまとめて受け取ると563万円です。

30年かけて5年寝かせて540万支払い574.1万円になって戻ってくる。

 

これだと正直な所、魅力がありませんよね。

あるように感じますか?

 

これならあんなことやこんな事に毎月15000円使ったほうがよっぽど老後の資産は高まります。

 

貯金ができない人や少しでも個人年金保険の保険料控除を受けて節税するなど、販売する側はメリットをアピールしてくるでしょうが、投資経験がある方にしてみれば魅力はなく、個人年金保険はたいして増えないと言われても仕方ありません。

 

そんな加入時期の異なる個人年金保険に加入している我が家のシミュレーションはどうだったかな?と確認しました。

 

個人年金保険は継続か解約か?加入時期で返戻率が変わるのですぐに解約しないこと!

過去に書いた記事はこちらです。

 

住友生命の10年確定個人年金は加入した年により年金額が違う!貯金のつもりで控除を活用

 

 

2012年当時の個人年金保険のシミュレーション

 

ここでは10年ほど過去に遡って加入していたら?たらればですが比較することにします。

 

毎年10月に会社員の方は年末調整記入の為のハガキが保険会社から送られてきます。

そのハガキと一緒に契約内容が確認できる資料も同封してくれる保険会社もあります。

あればその資料でも確認できるので、保険証券を出してくるのが面倒でも確認することができます。

 

加入した年齢は32歳だったかな?だいたい先ほどのモデルケース男性と同じです。

商品名はたのしみワンダフルではなく「たのしみ1番」という商品名でした。

保険料は年払いで約15万円です。

月あたりに換算すると12500円程。

約15万円x33年=495万円

総額支払う保険料は約495万円です。

そして

受け取れる確定した年金は年金形式で総額630万円(年間63万×10年)です。

 

[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 老後までの約30年間で約500万が630万円だったらまぁいいかな?ってのが当時の加入した理由です[/chat]

 

[chat face=”avatar20181105212028.jpg” name=”女性の口コミ” align=”left” border=”red” bg=”red”]今の個人年金って540万が574万円ですからね![/chat]

 

今加入するよりも支払う保険料は少ないのに戻ってくる年金は過去の方が多い!

 

過去と今と比較するといかに今から加入するのがオススメ出来ないかがよくわかります。

 

 

昔から加入している個人年金保険は解約した方がいいのか?

 

解約のタイミングは人それぞれ加入している保険内容を見てみないと何とも言えません。

 

目的も貯蓄できないから強制的に保険に加入しているご家庭もいます(後輩くん)。

学資保険も個人年金保険もそんな理由で加入しているご家庭がいるのには驚きましたが、増えなくても蓄えているので未来のことを考えていて素晴らしいと思います。

 

我が家も「たのしみ1番」を解約しようかと検討もしましたが、

・保険料控除が「個人年金枠」で使える

生命保険枠と個人年金保険枠各4万保険料控除できます。

 

・円建てで確定している年金なので無理に解約する必要も今のところない

外貨建ては他で運用しているので、65歳から75歳まで毎月約5万円の個人年金と公的年金があれば気持ち的に楽。

 

・今解約しても解約返戻金が支払った保険料よりも高くなったのでいつ解約しても損はしないから余裕を持って経過を観察できる

現在130万円ほどの支払いに対して10万円ほどのプラス、このペースは生活の負担になっていないので現状維持。

 

 

我が家の場合、9年目で支払った保険料<解約して戻ってくる金額となりました。

[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 9年前に米国株に投資していれば?と過去を振り返っても仕方がないので今できる資産形成を老後まで無理なく継続するのみです[/chat]

 

何より投資で損することはあっても保険で元本割れしない領域まで持っているので慌てて解約するのは愚の骨頂です!

 

夫婦共通の認識で現状維持です。

 

まとめると

 

確かに個人年金保険を今から加入するのはオススメ出来ません。

魅力がないですね。

 

しかし

個人年金保険は途中解約できるので資金が必要な時は解約するか、契約者貸付制度で支払った保険料を引き出す事ができます。

※iDeCoは途中解約できないので

 

すでに個人年金保険に加入している方は総額支払う保険料が分かると思いますので、受け取る年金はどれぐらいなのか?

ご自身で調べてみることです。

 

現在の個人年金保険であれば

[chat face=”download20181101210533.png” name=”お侍さん” align=”right” border=”none” bg=”yellow”] 「やめておきなさい!」 [/chat]

と言われても仕方ないかな?

ってのが私の感想であります。

 

ありがとうございました。

 

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