個人年金保険は継続か解約か?加入時期で返戻率が変わるのですぐに解約しないこと!

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JINジン
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こんにちは、サラリーマンJINジンです

 

 

公的年金だけでは生活できないと感じている現役世代の私たちにできることは何なのか?

そんな不安から当時(2013年)、契約したのが住友生命の「個人年金保険」です。

 

毎年、年末調整の季節に記入する保険料控除には「一般の生命保険」しか書くところがなく、個人年金保険に興味をもったのが始まりです。

 

保険会社は住友生命保険会社の

商品名は「たのしみワンダフル」だったと思います。

 

個人年金保険はあかん!という声も聞きますが、はたしてどうなのか?

 

結論からお話ししますと

 

普通預金、定期預金に預けているよりは安定的に老後の資金に使えるので解約は考えていません。

 

JINジン
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今年の年末調整記入時に送られてきたハガキを見ると解約返戻金が支払った保険料を上回っていました。

 

 

 

年月をかけてゴールまで(60〜65歳)支払えば戻ってくる金額が確定している確定年金なので為替を考えることなく10年間は公的年金+個人年金保険が老後の収入源となります。

 

じゃあ私達も加入しようかしら?

 

 

 

ただし、これから加入するのであればもうオススメはできません!

 

なぜなら支払った保険料と戻ってくる個人年金がほとんど変わらないからです。

 

返戻率(利率)は年々下がってきています・・・。

 

20年、30年もかけて1、1倍程度にしか増えないのであれば、物価が上がってきているので実質マイナスとなりますよね。

 

1,000万分個人年金保険料を支払って1000万戻ってきました!

 

ってうれしくないですよね。

 

さらに円貨(円建て)での運用は物価上昇に対応できません。

 

この物価上昇に対応するには外貨であるドル建ての資産形成が必要となってきます。

 

じゃあ個人年金保険はドル建てがいいのか?

 

個人的には老後の年金として運用していくには外貨(米ドル)などで運用していかないと増えてはいきません。

 

 

今回は「円建て個人年金をどうするのか?」を焦点にしていますので話を戻すと

 

加入時期と人それぞれ加入している保険の中身によります!

 

(2021年)から円建て個人年金保険を契約するなら「辞めておきなさい!」ってのが私の考えです。

 

それこそ『新NISA』や『iDeCo』の方がいいですよ!

 

私が契約した円建て個人年金保険は貯金の延長(今解約しても元本割れしない)と考えているので継続です!

 

 

 

個人年金保険の10年確定年金について

 

老後資金に備える保険として低金利の現在どんな保険を選んでも正直そんなに増えません。

 

そのなかでも当時一番いいと思っていたのが、住友生命の「たのしみワンダフル」です。

 

私が契約したプランは年間15万円ほどを65歳まで支払って(総額495万円)65歳から75歳までの10年間毎年63万円(総額630万円)支払われるという商品です。

 

65歳から毎年確定した年金として63万円が75歳までの10年間支払われる!というのが10年確定年金です。

 

当時は今ほど保険や投資に興味もなかったので保険屋さんの

 

年末調整でも保険料控除されるのでお得ですよ!

 

 

の一言に飛びつきました(笑)

 

30年ほど継続して積み立てていけば495万円が630万円か・・・!!

 

悪くないかな!?

 

約135万円も増えるのであればいいかな?

 

というのが、当時の感想です。

 

 

予定利率は1.65%と証券に書いているが実際の利回りは

予定利率とは何なのか?そのまま金利となるわけではないようです。

 

保険会社が「保険料を決める」時の一つの要素であり、保険料は予定死亡率、予定利率、予定事業費率という3つの利率から算出されます。

 

支払った保険料がそのまま運用される訳ではなく会社の経費や手数料、広告費が引かれた金額で運用されるので予定利率が「2%」だったとしてもそのまま「2%」では運用されません。

 

例えると

年間15万円×33年=495万×1.65%=816万

実際は

年間15万円×33年=495万×○○%=630万円

○○=1.27%でした

予定利率=金利ではないので勘違いしないようにしましょう。

 

 

 

節税のメリットは少しだがある

会社員が年末に行う年末調整では

生命保険料控除や介護・医療保険控除、個人年金保険控除の3つのカテゴリーがあり、それぞれ各4万円(保険料8万円以上)最大12万円控除できます。

 

一般的な生命保険控除はいくら保険料を支払っても最大4万円なので年間8万円以上支払っても保険料控除のメリットはこれ以上ありません。

 

控除を最大限活かしたいなら医療やがん、個人年金にも保険を振り分ける必要があります(あまりおススメはしませんが・・・)

 

個人年金保険の保険料控除を利用した場合の節税額

 

年収500万のあるご家庭の場合

所得税率10%だとして

年末調整の年間保険料8万円超えの場合

所得税は最大4万円×10%=4000円

住民税は最大2万8千円×一律10%=2800円

合計6800円の節税となります。

 

意外と…。

 

単純に33年間継続したとすると

6800×33年=22万4千円節税できる予定です。

※年収により変動しますのであくまで参考として考えてください

 

 

解約返戻金は

途中解約すると支払った保険料より元本割れがどの時点で解約しても損失はでます。

 

7年目の時点では15万円×7年=105万円に対して解約返戻金は約82万円でした。

節税メリットを差し引いてもマイナスです(T_T)

 

唯一のメリットは円貨での個人年金保険なので為替を気にする必要はないのですが

デメリットにもなり物価上昇には対応できませんし、これからの金利上昇では現在の金利のまま運用されるので非常にもったいないです。

 

まとめると

 

私は加入から7年ほど経過※加筆時では10年超えています。

しているのでそのままにしていますが、これから個人年金保険を検討されるのであれば

今はやめておいた方がいいでしょう。

 

変額年金保険は資産の運用を株式などの投資信託で行うので利回りはよく感じるかもしれませんが、それならば確定拠出年金iDeCo(イデコ)で老後資金をためた方が節税面では効率がいいです。

 

どうせ65歳前後まで貯めるならiDeCoの方が良さそうですね!

 

 

我が家はパートナーと話し合った結果、この円建ての個人年金保険は継続することとなりました。

 

海外分散投資は継続しつつ国内でもいい商品は残しつつ上手く両立しています。

 

皆さんは老後の備えは準備していますか?

 

 

年金だけに期待していると老後65歳からは毎月資産が減る一方になってしまいます。

そうならない対策は早めに準備しておき、時間をかけて種をまいておきたいですね!

 

 

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