※この記事は2019年時点での内容です。現在(2024年)はどうなのかは分かりません。
先日家族の付き添いで郵便局へ行きました。
理由は定期預金満期の運用先、一定金額以上(100万円?)の満期者には手当たり次第に呼びつけているのでしょうか?
わざわざ平日に来てほしいという郵便局からの提案だったので、休みを取り騙されないか(笑)見守りに行きました。
そこで提案された資産運用先は定期預金ではなく投資信託でした。
リスクレベルのアンケートがあったので家族は平均的な安定商品を提案されました。
当然すぐに決断できる訳もなく(できてもしない)一旦、持ち帰りました。
今回はそのなかのひとつである【HSBCワールド・セレクション】についてどんな商品なのか調べてみました。
HSBCワールド・セレクションとは【愛称:ゆめラップ】
こちらの運用会社はHSBC投信株式会社の商品で海外のHSBCグループのなかで日本の金融商品取り扱い業者の資格?を得た日本の金融商品となります。
私も個人的には知っている銀行名だったので興味津々。
HSBCからファンド(投資信託)は購入していますよ!って言いたいところでしたが、素人の振りをして黙って聞いていました。
ではこの商品どこで買えるのか?
ゆうちょ銀行と郵便局のようです。
※HSBC投信株式会社ホームページより出典
コースは
(安定コース)
(安定成長コース)
(成長コース)
(インカムコース)
があります。
我が家は冒頭のリスクレベルアンケートで(安定コース)に当てはまりましたので今回は【安定コース】について見てみたいと思います。
HSBC ワールド・セレクション(安定コース)の運用実績は
※HSBCワールド・セレクション 投資信託説明書(交付目論見書)より出典
安定コースというだけあって「預貯金+アルファ程度」2015年9月からほとんど変化がありません。
分配金や資産の状況は?
※HSBCワールド・セレクション 投資信託説明書(交付目論見書)より出典
資産配分比率の約80%が債券と超堅実な守りの資産運用と感じ取れます。
だから、基準価格がほとんどヨコヨコなんですね!
私としてはもっとリスクを取りたいところです
預貯金の代わりなら・・・とも感じますが、米国なら3%近くあったような・・。
では気になる手数料を見てみましょう。
投資信託で一番重要なのは維持費と購入費となります。
(それ以上にリターンがあるのもあるが目利きが難しい)
ネットから投資信託を購入すれば購入手数料が無料のところもあり、維持費(信託報酬)もアクティブでも1%ぐらい、インデックスであれば0、○○%が良い投資信託と言われています。
(安ければいいとは思っていませんが)
※HSBCワールド・セレクション 投資信託説明書(交付目論見書)より出典
購入するときに引かれる手数料が1.62%かかります。
100万円の1.62%は約16000円、1000万円では16万円がスタートラインからマイナスとなってしまいます。
ノーロード(購入手数料無料)商品に比べるとやはりそれだけのリターンが見込めないとスタートラインに戻るまでに何か月もしくは1年かかるかもしれません。
運用管理費用と言われる信託報酬も実質1.28%かかります。
国内に限らず世界中にバランスよく投資しているので仕方ない気もしますが、安定コースの債券80%の商品に年間1.28%維持費として引かれると利益はいくらになるの?
と聞いてみようと思ってしまいます。
高いか安いか?と聞かれると高いですね!と言ってしまいそうでした。
まとめると
我が家はおそらくもう一度
お都合のいい時に○○支店に来てくださいね!
と連絡が入る予定なのでその時の担当者に今回調べてみて疑問に思ったことを聞いてみようと思います。
ネット証券から購入できる投資信託にも世界に分散した債券比率80%の商品とどう違うのか?
定期預金で預けておくよりは安定しています!と言っていましたが定期預金はマイナスにはなりませんが、投資信託はマイナス(損する)になる可能性があります。
投資信託は預金や貯金とは違います。
リスクを取るのは預金者(投資者)であって販売している金融機関は安定した手数料収入が手に入ります。最終的には投資者も運営者も儲かるWIN-WINとなってくれることを期待しています。
※併せて投資信託についての留意事項も確認しておいてくださいね!!
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