年金と言えば公的な年金システムがあるのですが、受給年齢の引き上げ(65歳から70歳へ)が懸念(気にかかって不安がること、心配)されています。
5人の働いている世代が一人の年金受給者を支えている時代から20年後は1人の働いている世代が1人の年金受給者を支えている時代、もっと・・・かもしれません。
20年後にこのシステムは成り立っているのか?心配でなりません。
子供や孫の世代に負担をかけるこのシステムはどこかでひずみが出てくると思っているのは私だけではないと思います
そんな公的年金が少なくなっても自分たちの老後は自分たちで年金を作っていくように始めた制度が確定拠出年金(iDeCo)であったり個人年金保険であります。
30代であればまだ20年以上も時間があります。
今からゆっくり準備していけば老後に2000万円貯めることも不可能ではありません。

公的年金に期待せずに生き抜く自分年金を作る方法
サラリーマンであれば60歳で定年を迎えます。その後は年金を受け取れる年齢まで第二の働き先を探さなければなりません。
しかし、再雇用では肉体的にも精神的にもタフです。
私の知り合いの方はは70歳でも現役で現場の仕事をしています。
なんでも「家のローンがまだ残っている」ようです。
お金がなくて働くのと、身体が衰えないように仕事をしている方もいますが、後者でありたいと思います。
つまり、公的な年金以外にも自分で年金を作っておく必要があります。
作る方法は
iDeCoで毎月積み立てをしていく
会社員や、自営業、公務員など職業によって掛け金が変わってきますので、サラリーマンであれば職場の総務課で手続きをしてもらわなければなりません。
?何故だろうと不思議でしたが以下のような企業もあるようです。
企業型拠出年金をしている企業で個人型同時加入を認めていない企業もあります。
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※iDeCo公式サイトより出典
またiDeCoは運用先を自分で決めないといけないので運用先によっては損する可能性もあります。
良くも悪くも運用先次第なので、優雅な老後人生か、悲惨な老後人生かは自分の運用先に左右されてしまいますね。

個人年金保険に加入する
私も保険証券を調べてみると7年ほど前に加入していました。
年間15万円を65歳まで積み立てていくことで総額480万円が確定した年金が630万円になります。
中身は63万円×10年間の確定年金でした。
戻ってくる率(返戻率)は約130%なので当時はいい方だと思います。現在(2018年資料)では106%なのを考えるとこの7年でこんなにも下がったのだと感じました。
そもそも老後に150万円近く増えるのが確定しているので解約する理由も見当たりません
これから個人年金保険を検討されるのであればiDeCoを活用したほうが節税効果も期待できるのでiDeCoの方がいいでしょう。
すでに個人年金保険を数年契約している方は迷うところですね。
個人年金保険は正直なところ現在の投資先としては力不足です。投資ではなく年金保険ですから当然と言えな当然ですが・・。
積み立てNISAで自分年金を作る
非課税制度を利用するのですが、年間40万円しか枠はありません。
月にすると3.3万円ぐらいです。
しかし、期間は最大20年間継続できるので自分年金にできます。
コストの安いS&P500に連動するインデックス型が人気です。私も積み立てています。
※番外編として
運用利回りのいい海外の商品を外貨で買ってしまうのも分散効果はあります。
国内商品ではないので、節税効果は期待できません。
それで老後の資金を作るには便利な方法なので知っているだけでも役に立つかもしれません。
