[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] こんにちは、サラリーマンJINジンです。[/chat]
日本人の平均寿命は増加傾向にある背景には医療技術の向上など病気で亡くなりにくいのがひとつの要因でもあります。
しかし長生きするリスクは収入が年金だけであれば預貯金がなくなってしまえば年金だけで生活していかなけければならなくなる中で
これから年金を受給していく現役世代はどういう年金の受給を考えておけばいいのか?
現在のシステムのままいけば
・「年金を繰り上げ受給すれば最大30%減額される」
・「年金を繰り下げ受給すれば最大42%増額される」
という話は聞いたことがあるかも知れません
65歳時点の支給額を100%とすれば
60歳に繰り上げした場合は70%
70歳まで繰り下げした場合は142%
となり、これが繰り上げした場合の最大30%減額の仕組みです。
※掘り下げて行くとまた違った見方もできますが・・・。
あなたならどうしますか?
この件について私の義理の父は税務署へ相談してきました。
その話を聞いた中での結論は
繰り上げ受給(70%)した方がいいぞ!
とのことです。
その理由は
寿命は誰に似も分からないことです
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]いつ死ぬか分からないのでもらえるものはもらえるうちに貰っておこう![/chat]
という考え方です。
担当してくれた税務署員からのアドバイスだと信憑性も高く感じます
では実際に数字で見ていきたいと思います。
年金を繰り上げた場合(60歳支給)について
現在のシステムでは65歳が100%支給開始となっています
厚生年金や国民年金、会社員×主婦や会社員×会社員など細かい試算は専門家や税務署に確認してもらうとして、ここでは簡易的にイメージしてみます
年金を繰り上げた場合は最大30%減額されます
日本年金機構より出典
https://www.nenkin.go.jp/
60歳で0か月に申請すれば最大の30%減額されます。その後は0.5か月ごとに率が変わっていきます。
国民年金(老齢基礎年金)と厚生年金(老齢厚生年金)
例えば国民年金と厚生年金を合わせた額面金額が20万円で30%減額されると14万円になります
国民年金(老齢基礎年金)最大約65000円と厚生年金(老齢厚生年金)約14万円とした合計が約20万円となりますので実際にはもっと貰っておられる方もいます(あくまでひとつの例)
国民年金(老齢基礎年金)にスポットを当てた数字
老齢基礎年金の満額780100円を12か月で割れば約65000円となります。
最大30%減額すれば60歳での支給額は45500円ってのが生涯の繰り上げ支給額となってきます
[chat face=”download20181101210533.png” name=”お侍さん” align=”right” border=”none” bg=”yellow”] 金額に表してみると毎月2万円減額って結構大きいね! [/chat]
5年間繰り上げて60歳から支給される金額は月45000×5年(60か月)=270万円となります(65歳時点で)
[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]もらえるときにもらえるってことはこういう事だよ[/chat]
減額されるとはいえこの金額を先に支給されるのは大きいですね!
月2万円として5年間の差は120万円、65歳から受給する人よりも先に国民年金の部分だけでも120万円先に支給されます。
厚生年金の部分もあるので結構な金額となることが分かりました。
[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 自分にはまだ関係ないと意識していなかったので今度実家戻った時にでも親にきいてみようっと[/chat]
老齢基礎年金を繰り上げ支給した場合のデメリット
・国民年金に任意加入中の方は繰り上げ支給の請求ができない
[chat face=”download20181101210533.png” name=”お侍さん” align=”right” border=”none” bg=”yellow”] 国民年金の満額基準に達していない人は要検討 [/chat]
・障害基礎年金を請求できなくなる
[chat face=”avatar20181105212028.jpg” name=”女性の口コミ” align=”left” border=”red” bg=”red”]繰り上げ申請した後に重度の後遺症が残る事故には気を付けないといけませんね[/chat]
・寡婦年金が支給されなくなる、権利もなくなります
※寡婦年金とは
夫が老齢年金を受け取る場合に亡くなった場合にそれまで支払ってきた保険料が掛け捨てにならないように妻に対して支払われる年金の事です
・65歳になるまで遺族厚生年金と遺族共済年金を併給できない
なるほど。
・減額した率に対して生涯減額されたままの金額となる事!!
[chat face=”cropped-サラリーマンJINジン-2.jpg” name=”JINジン” align=”left” border=”blue” bg=”none”] 減額申請した後は取り消しや受給開始年齢の変更ができません。[/chat]
また繰り上げは老齢基礎年金と老齢厚生年金を同時にしなければならないので自分ならどうするか?
考えさせられました!
まとめると
実際に経験したことではないので間違っているかも知れません!その点はご了承ください。
個人的には繰り上げも繰り下げもしない現状の65歳支給でいいのかな?と感じます。
人間の平均寿命というものは厚生労働省のホームページで確認できますがあくまで平均です。
100歳近くまで生きることが分かっているのであれば繰り下げ受給が一番お得ですが答えは誰にも分かりません。
考え方は人それぞれあるかと思いますので
「家系」や「病気」などガン家系なのか持病があるのか?
などを含めて考えてみてはいかがでしょうか?
改正案も出ているようなので今後も注視していきます
ありがとうございました。
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