銀行で紹介された太陽生命の一時払い介護保険の解約返戻金がようやく元本割れしなくなったので解約する事にしました。
名義は『妻』ですので私はとなりでサポートに徹します。
この保険の損益分岐点は5年後です。
結局のところ、5年はあっという間に過ぎ、気が付けば7年目になってました。
解約の手続きは
①太陽生命の保険会社の店頭に行き解約請求書を出してもらう
もしくは
②ホームページのお客様サービスセンターに電話する(0120-97-2111)
のどちらかです。
店頭だと解約の理由を聞かれるかも知れないので電話がおすすめです。
解約した理由を聞いてくれますか?
私たち夫婦は30代の時にこの保険を勧められましたが、改めて資産形成に向いていないと感じたからです。
銀行員に『預金では増えない時代ですから・・・』と提案されて使った金額は約400万円。
6年後に解約した時に戻ってきた解約返戻金はざっと410万円でした。
6年間継続して10万円の運用益です。
年間の利回りに換算すると0.45%程度になります。
このまま続けても運用効果は低いから、投資信託に移行するか
あなたがそう言うなら任せるわ!
もしも親の世代だとしたら・・・
この介護保険で得するには60代後半から70代に一時払いをして所定の要介護状態2と認定される
→15年間は支払保証期間があるので、要介護生活で長生きをする。
長生きすると損益分岐点を超えるので『この保険に加入してよかったね!』というシナリオですが、果たしてそれで幸せか?
介護施設で働く知人に聞いてみましたが、
若い世代で必要なケースはまず『ない!』
と言われました。
私たち夫婦も同感で、まだ20年以上投資できる世代なのでこの資金は『外貨』で運用する事にしました。
例えばこちら
試しに100万円の投資でどれぐらいの分配金が出るのか?
2023年8月時点では累計800円の分配金が出ています。
※ざっくり8万円の分配金です(税引き前)
30代、40代、資産に余裕のある50代以上でも300万円分こちらで運用した方がいいと判断しました。
もちろん値下がりするリスクもありますので最終判断はあなた次第です。
現役から引退されている世代の方々には近い将来役立つかも知れませんので継するのもいいでしょう。
解約手続きの流れ
太陽生命のホームページからお客様サービスセンターへ連絡します。
『マイページ』にログインできると証券番号が確認できます。もしくは保険証券を準備します。
出典:太陽生命 https://www.taiyo-seimei.co.jp/sp/customer/index.html
解約請求書を送ってもらう
フリーダイヤルに電話をすると、本人確認と要件を聞かれます。
どのようなご用件でしょうか?
解約したいので『解約請求書』を送ってもらえますか?
かしこまりました。
数日後に封筒が届きます。
解約手続きに必要なもの
解約請求書が届いたら中身を確認します。
必要なものは
・保険証券の元本
・本人確認書類(免許証など)のコピー
今回は免許証をコピーして書類に添付しました。
これでポストに投函したら終了です。
400万円を投資で3%で6年間運用していたら
今回のように普通預金で待機しているお金を一括で投資ていた場合のシミュレーションをしてみます。
余裕資金400万円を年利3%で6年間運用し続けたとします。
出典:野村證券 https://www.nomura.co.jp/hajimete/simulation/unyou.html
投資だと減ってしまう可能性もありますが、リスクに見合ったリターンも見込めます。
介護保険も5年以内に解約すると大きく元本割れしてしまうのでリスクはあります。
株や投資信託では利益に対して約20%の税金が引かれます。
保険商品では一時所得扱いされて50万円までの利益は非課税です。
総収入金額 – 収入を得るために支出した金額(注) – 特別控除額(最高50万円) = 一時所得の金
まとめると
介護保険の解約は最寄りの保険会社か電話で『解約請求書』を取り寄せて記入する。
必要書類(保険証券と免許証などの本人確認書類のコピー)と一緒にポストに投函すれば指定の銀行口座に送金してくれます。
若い間は介護保険で守るより、外貨の金利と利回りを利用した株や投資信託では3%以上、債券でもドル建てだと3%以上の利回りが期待ですます。
今回の解約返戻金の次の運用先は円建てではなく『外貨建て』商品です。
将来的に円の価値が『円安』に進むと考えているならば、外貨建ての資産形成をしておくといいと思いますよ。
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